粉雪舞い散る桜の匂い
第二章

心、思う


五時…

 どうしよう、
 
 先輩、来てるかな?


 来ない時は、
 先輩の心に、私はもういないんだ。

 それならそれで、あきらめもつく。




 ーホントに?



< 16 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop