好きだと、言って。①~忘れえぬ人~
長いマツゲに縁取られたライト・ブラウンの大きな瞳が、月明かりの下で、キラキラと輝いている。
なんだか、とても綺麗に思えて、ドキッとした私も足を止めた。
数瞬の、何とも言えない沈黙の後。
ハルカは、意を決したように、爆弾発言を投下した。
「あーちゃん。
わたし今夜、伊藤君に告白するっ!」
えっ!?
「……むぐっ!?」
驚きのあまり私は、口に含んでいたまだ大きいリンゴ飴の欠片を『ごっくん』と丸飲みしてしまった。