逢いたい…。【実話】
1時間くらいドキドキが

止まらなかった。


いつの間にか眠りの中へ

落ちていた。



チリ~チリン~~チリン


何かが聞こえる?夢?



【ん?…音……?】



だんだん近づいてくる。



【!!あっ!…鈴……】



チリン~~チリ~チリン



【鈴の音だ…ドキッ

えっ?TUN?ウソ…あっ!

2つ重なってる…キュン…】



確かに2個の鈴の音が聞

こえる。



TUN――


ツリーの下に行ったの?


かなりの遅刻だよ?



あたし――

待ってたよ…

ずっとずっと待ってた。



だけど

聖夜終わっちゃった。



【遅いょ…おそいょ…ぉ

TUN…早く逢いたかったょ

…キュン】



【逢いたい…。】



開けることが出来ない

ドアの前…




声を殺して叫ぶ――――





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