逢いたい…。【実話】
『やっと連絡くれたな?

ずっと待ってたぞ!』



【キュン…ぁぁ…TUNの

優しい口調……キューン】



《あ…うん…ごめんね

夜電話した?》


『あーしたよ!旦那が出

やがった!あの後なんで

連絡しない?!朝まで待

ってたんだぞ!!』



【ビクッ……ぁ…また…

TUNが…ビクビク…戻っ

ちゃった…ょ……コワイ】



《…ごめんなさい……》



ほんの一瞬だけの優しさ

だった。



『なー今度いつ逢えるん

だ?!』



【ギクッ…いつ??】



『もうずっと逢ってねー

だろ!いつだよ?!!』


一方的に話すTUN。



《…ぁ…すぐには…出れ

ない…ょ……旦那が…》


『旦那の事なんか聞きた

くねー!!TABASA

はこのまま逢わなくてい

ーのかよ?それで平気な

のかよ?!俺は我慢出来

ねーから!!』



【TUN……ズキン

あたしだって…逢いたい


でも…どうしたらいいの

か……グスッ…】




これ以上TUNを怒らせ

て嫌われてしまうのが恐

かった――――







< 334 / 410 >

この作品をシェア

pagetop