逢いたい…。【実話】
TUNは子供みたいに

目を輝かせる。



急上昇・落下する恐ろし

いタワー・ゴーカート…

ふたりで…たくさんの

写真を撮った。


遊園地限定のプリクラも

撮った。



ふと――


パパのライターに知らな

い女のプリクラが貼って

あったのを思い出した。



あたしとTUNの

プリクラを手帳に挟んだ。



【見つからないように

しなきゃ……絶対に】



さっきまで眩しかった

陽射しもオレンジ色に

なった。



『帰りにチョットだけ

飲むか?』


《うんっ!!》




【あと少しだけ…

少しだけ…本物の彼女で

いさせてほしぃの…キュン】





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