束縛彼氏



ジュンちゃんの声を聞くと、暴力のことを思い出して会うことが怖くなった。




でも、震える手を押さえながら、前に進むんだって自分に言い聞かせた。







それからあたしはジュンちゃんとの待ち合わせ場所へ向かった。




場所は人気の多いカフェ。




ここなら大丈夫だろうと思って決めた。




店に入って少しすると、




「ユイ」




ジュンちゃんが来た。




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