放課後プリンセス






家のドアから出てきたのは、






若いメイクが似合うお母さん。






まあ、若いといえる年でもない。







「あ…っ久しぶりです」







一哉が軽く頭を下げる。








沈黙が続くアタシ達空気の中で、




陽気なお母さんの声が響く。





「誰だかわかってんの?」






小声で聞く。

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