生涯愛した人へ




「正直中学生活は良い事1つも無かったと思う。
毎日毎日が辛い日々でさ……

だから高校は中学のやつらが行かないとこ行こうって思ったんだ。」



「へぇ〜
そうだったんだ。」




私は答えてから地面に寝転がった。


仰向けの状態で大の字みたいになった。



祐希は私をチラッと見てからまた空に目を向けて話し出した。



「俺高校でも嫌われるって思ってたのにお前だけは違ったよな…。

睨んでも怯まず俺に話しかけてきてさ。

ホント驚いたよ。」



「あははっ♪
なんでだろうね?

何か特別な何かがあったのかもね……。」



「美空……
何で俺の事………」



「何か言った?」



「いや。
何でもねぇ。」




どしたんだろ?
何かあったのかな?



にしても祐希も辛い過去があったんだ。


1人じゃ乗り越えられない過去なんていっぱいあるけど祐希も今まで1人でガンバってたんだね。














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