空悟~大切な君~
海斗殿が視界から見えなくなった時、家から空悟殿が出て来た。
「空悟、ちょっと待ってろよ!」
家の中から父上の声が聞こえる。
「あー!飛行機!」
空悟殿の指差す先には、飛行機雲。
そして拙者はそっと空悟殿に近付き、空悟殿の頭に手を置いた。
「この空のように広い心を持ち、兄のように強い男になれ」
そして今だ空を見上げる空悟殿から手を離し、その場を離れた。
「二度と、兄の手を離すな」
それだけを残して。
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