【完】透し予知能力者

謎の人物の正体と………

私は壁にはり付きながら電気のスイッチがある位置まで移動した





『カチッ』





部屋が明るくなる





暗い状態でも誰かはわかっていたが…





明かるくなって…改めて認識した





ソファーにゆったりと座っているのは…





私が死んだと思っていた詐欺師





高杉 拓也!





『よくもオレを見すててくれたよなぁ〜!』
怖い顔で睨まれた





『しょうがないでしょ!私だって必死だったんだから…そもそもあなたが悪いんでしょ?』
と睨み返した





『そっ…それはそうだけど…』
急に弱々しくなる拓





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