【完】透し予知能力者
『ごめんなさい早紀さん…』
私は本当に何も感じなかった





『いいのよ…見える方が不思議なんだから!』





そんなことを話していた私達をチロチロと見ている2人の男性が私の目に入って気になっていた





『綾ちゃん?どうしたのよ!』





『あっ…あそこのカウンターにいる2人の男性が気になって…』





嬉しそうな顔でその2人を見る
『えっ?わっ…素敵な感じ…』





『さっ早紀さん…』





『何?綾ちゃん…もしかして…どっちかに一目惚れした?』





『そんなんじゃないんです…』
ピンと感じてしまった私…




『じゃあ…どうしたのよ!綾ちゃん?』
また…不思議そうな顔で早紀さんに覗かれてしまった




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