クローバー
-キーンコーンカーンコーン-
「啓夢、行こ〜ぜ」
「お〜行こう」
まず1組から・・・
昨日の、あの子はいなかった。
1組の女子は何となく
元気系な女子ばかり
俺には苦手なタイプ。
「あいつわ!?」
「っは・・え!?」
「だから・・・サッカーうまそうな感じするって事」
「あ・あ〜。そうだなッ」
次に2組。
あまりいなかった。
本読んでたりする。
微妙メンバーらしき
人ばかりがいた。
「誰もいね〜な」
「だな」
『亜季〜』
俺は、なんだかその名前に
反応してしまった。
君の名前なんてしらなかったのに
-ドンッ-
「痛ッ」
「ごめんなさいッ」
「・・・・・」
「っあ!!二回目だね!!」
「え?」
「ぶつかるの二回目」
「あ〜」