クローバー



「ぢゃあねッ古谷君」



「・・・あ。なあ!!」




「何?」




「啓夢でええ〜よ」



「ぢゃあ・・・啓夢」



「うん」




「私の事も亜季って呼んでね」



「わかった」



「ぢゃあね。啓夢」




「ぢゃあな、亜季」









俺絶対、亜季が好きだ。



俺が自分からあんな事言うの



おかしいんだ。



あんなにすぐに、人を



受付ないんだ。



だけど・・・亜季には



すぐ、心が開けた。


< 9 / 36 >

この作品をシェア

pagetop