裏・白雪姫の物語

白雪姫とは死んだお妃の娘で、


キレイに光る漆黒の髪、大きく吸い込まれそうな瞳、


そして雪のように白い肌を持つ姫でした。


お妃は、それはとても美しいこの国の姫が大嫌いでした。


「あの白雪野郎…。許せねぇ…。ぜってぇぶっ潰してやる!」


嫉妬に怒り狂ったお妃は、狩り人を呼び寄せると、


白雪姫を森に連れて行き、殺してしまうよう言いつけました。


そして白雪姫を連れていった狩り人。


「いくらなんでも、こんなに可愛くてキレイな白雪姫を殺すなんてできねーだろぉ。あー、マジで可愛い。このまま連れ去ってしまいたい…。イヒヒ…。」


「ねぇ、狩り人さん?一体あたしをこんなところに連れてきて、何をするつもり!?下心
が笑い方にもろに出てるわよ!?変態!!」


「い、いや、違うんだ!これにはなぁ…。そ、そう!あの城の大してきれいでも何でもないお妃が、可愛い可愛い姫のことを憎んでねたんで、そして殺そうとしてるんだ!!さぁ、姫!早く逃げるんだぁ!!」


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