Forget-Me-Not【切ナイキモチ】


「よし!んじゃぁ…雨宮の隣が空いてるからそこの席座ってくれ。」



先生~~~~。



奈々ちゃんは


「よろしくね♪」


なんて言ってるし。



どうしよう…。







「あんた達どうしたのぉ??何かあった?」



突然亜由と陸に聞かれた。



「えっ?!何もないよ!」



「そんなわけないじゃん!だって何か…不自然っていうかぁ。
避けてるっていうかぁ。
とにかくおかしいの!」



さすが分かっていらっしゃる…。



私は亜由と陸に全てを話した。




「う~ん…。そうだったのかぁ。
それは春樹が悪いねぇ。」



「そうだねぇ。」


陸が頷く。



「それは春樹に私達の方で話しといてあげるから。
安心しな。」



「うん。」


私は亜由と陸に任せた。
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