指きりげんまん。
プロローグ
大丈夫。
あたし、指きりした約束覚えているよ。
だって約束だもん。
約束破ったら針千本飲まされちゃうんだよ?
「協力する」って言ったもんね?
あなたが光なら、あたしは影。
あなたがいるかぎり光が当たることはない。
だったら・・・
あんたが陰ればいいのよ。
そうすればあたしが光になれる。
あんたが陰るためだったら・・・なんでもしましょう。
・・・・・ねぇ、お姉ちゃん。