蒼空の向うへ
コートの方へ全員が歩いてく。



と思ったら、一人戻ってきた。



「どうしたレキ?」


そう、戻ってきたのはレキだった。


何かあったんだろうか?



「コレ、返し忘れた」


そう言って、僕に眼鏡を渡してきた。



「あ、そうだった。」


いけない、いけない。雫に外しちゃいけないって言われてたのに。


レキから眼鏡を受け取って、直ぐに装着。


「ありがとうレキ」


「ううん。じゃ、行ってくるね」


「おう」


「後半、期待しているよ」


パチッと最後にウインクして見せたレキ。


おぉうっ・・キマってんな!



グッと来ちゃったぜ!?


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