蒼空の向うへ
「「「「うをぉぉぉぉ!!!!」」」」



雄たけびを上げながら肩を抱き合う男たち。



買いかぶったか・・?



いや、そんなことはないはず・・。



じゃぁ、何故仕掛けてこない・・?



わっけわかんない・・・。



グシャグシャと頭をかき回していれば、後ろから叩かれた。



「いたっ・・」



「すっげぇぞクウ!」


「俺たち勝っちまった!」


「あの早中の2人が居るところに勝っちゃった!」


「すごいなぁ~」


「クウ、何点入れた?」



みんながワァーワァー騒いでいる中、セイが真剣な目で見てきた。



「さぁ?数えてないからわかんない」



まぁスリーは何本か決めたと思うけどね。


壁際にあったタオルを掴んで汗を拭く。


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