~幕末恋華~
ドンドンと床を踏みつけるあたしに、龍馬はまぁまぁと止めてきた。
「莉美さんっ。おんしの気持ちは、まっっこと嬉しい!じゃが、わしは完っ璧に莉美さんを守れるかぁ分からん。今朝の以蔵君の時も、あれは偶々ぜよ。ほじゃき、わしなんかに付いて来たら危険じゃ。」
背の高い龍馬が、あたしの目線に合わせた。
力強い…真剣な瞳…。
きっとこの人は、他にも沢山重いモノを背負って生きている…。
―コツンッ
「い゛ッ!?」
「ば~かっ!そんなの承知の上だっつーの!」
「莉美さん…?」