~幕末恋華~

最初は、ずっと疑ってた。
此処は絶対夢なんだって。

…けど、もう確信した。
此処は夢でも何でもない。


「頼もしいのう(笑)」

「へへっ。まぁね☆」


此処は昔の日本。
あたしは今、現実世界に居るんだ――。


「でさっ。龍馬。」

「ん?」


龍馬もむくっと起き上がる。


「あの以蔵…?って人の話、続きは?」

「ああ!そうじゃったっ!以蔵君の話の続きじゃ!」


龍馬はぽんっと手を叩くと、一つ息を吐いて話し始めた。

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