優しい声
「あ…あせも…かな?」
額に赤いぽつぽつが幾つかある。
体温の高い赤ちゃんの肌は汗をかきやすいから今の時期はあせもには注意って葵ちゃん言ってたな。
「…さくら…」
小さく呟くと、気のせいか瞳がくるっと反応したみたいに震えた。
「これから、仲良くしようね…?」
まだまだ不安定な抱きかたが桜には居心地悪いのか、泣く事はないけれど、もぞもぞと身体をよじっている。
「ごめんね…」
ゆっくりと抱きなおしながら、近くのソファに腰掛けて桜を膝の上で支えると。
「ぷぷっ」
と軽い笑い声をあげて手足を伸ばした。
どちらかといえば健吾に似た顔立ちは、まだ赤ちゃんなのにしっかりとしていて可愛い。
色白で骨格が華奢なところは私に似てるかな。
何のハンディも見当たらない身体で桜を産む事ができて良かった。
もしも、どこかに不自由を抱えながら人生を送る事になっても受け止めて大切に育てる覚悟でいたけれど…。
今の桜を見ると、この状況全てに感謝してしまう。
額に赤いぽつぽつが幾つかある。
体温の高い赤ちゃんの肌は汗をかきやすいから今の時期はあせもには注意って葵ちゃん言ってたな。
「…さくら…」
小さく呟くと、気のせいか瞳がくるっと反応したみたいに震えた。
「これから、仲良くしようね…?」
まだまだ不安定な抱きかたが桜には居心地悪いのか、泣く事はないけれど、もぞもぞと身体をよじっている。
「ごめんね…」
ゆっくりと抱きなおしながら、近くのソファに腰掛けて桜を膝の上で支えると。
「ぷぷっ」
と軽い笑い声をあげて手足を伸ばした。
どちらかといえば健吾に似た顔立ちは、まだ赤ちゃんなのにしっかりとしていて可愛い。
色白で骨格が華奢なところは私に似てるかな。
何のハンディも見当たらない身体で桜を産む事ができて良かった。
もしも、どこかに不自由を抱えながら人生を送る事になっても受け止めて大切に育てる覚悟でいたけれど…。
今の桜を見ると、この状況全てに感謝してしまう。