ビター・ビター・チョコレート
【慧人side】
久しぶりに千葉と居酒屋に来ていた。
千葉拓海(チバ タクミ)は、一年の時からのツレだ。
美琴と3人でくる事が多かったが、今日はサシだった。
俺と正反対の性格で、真面目が服を着ているような男。
でも、なぜか気が合って、たまにこうして二人で出かけたりもする。
俺に取っては邪魔にならないヤツという印象。
頭も良くて、気が利く。余計な事は言わない。
その千葉が、初めて突拍子もない事を言った。
「俺、福島は魔性の女だと思う」
「魔性……ねぇ……」
確かに美人だけど、化粧さえしない飾り気のない女。
女である事を媚びずに、成績も常にトップを進む大学きっての才女。
男と付き合ったこともなく、確かに処女だった。……と思う。
彼女が魔性と言われるゆえんが、俺には思い当たらない。
久しぶりに千葉と居酒屋に来ていた。
千葉拓海(チバ タクミ)は、一年の時からのツレだ。
美琴と3人でくる事が多かったが、今日はサシだった。
俺と正反対の性格で、真面目が服を着ているような男。
でも、なぜか気が合って、たまにこうして二人で出かけたりもする。
俺に取っては邪魔にならないヤツという印象。
頭も良くて、気が利く。余計な事は言わない。
その千葉が、初めて突拍子もない事を言った。
「俺、福島は魔性の女だと思う」
「魔性……ねぇ……」
確かに美人だけど、化粧さえしない飾り気のない女。
女である事を媚びずに、成績も常にトップを進む大学きっての才女。
男と付き合ったこともなく、確かに処女だった。……と思う。
彼女が魔性と言われるゆえんが、俺には思い当たらない。