黒アゲハ Ⅰ -小さな宝物- 【完】
「でもさ、昨日のあの結奈ちゃんの力がほんとだったら……もし、万が一なんかあったとしても、結奈ちゃんは自分の身を守ることができるよね」
流星がパソコンをいじりながら言った。
「……確かに。でも、それでケガさせたらあたし達が守ってる意味ないんじゃないの?」
玲奈の言葉を聞いたハズなのに……おバカな裕也は「結奈がどれくらい強いか、誰かとやればイイんじゃね?」なーんて言い始めた。
裕也……あたしに罪のないヤツと喧嘩しろと?
無理無理。イラつかないとできないって。