◆ その猫耳触らせて!



「梨那っ!あの、あのね…!」


まだ肩で息する結城が
あたしを見上げる




「オレ……」



目をとろんとさせたかと思うと
ふらーっと倒れ込んでくる


「ちょっ…!結城!?」


呼びかけても起きない


参った……



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