わたし…イジメっ子です


すると一人の男子生徒が部室の前に立っていた


クラスの奴だった


『……あ?テメェ何やってんだよ!』


明らかに動揺していた男子生徒は震えながら喋った


「あ…すみません僕、先生に頼まれて…ここの部室の掃除を…」


『掃除?一人でか?』


「いえ…今何人か来ます」


『……お前、俺達が何やってたか知ってるよな?』


そう言うと男子生徒はビクッと反応した


タバコを吸ってたのを知られた


「テメェ先公にチクるんじゃねぇぞ!」


「は、はい!」


こんだけ脅せばチクられない


そう思った


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