美しい花−先生と秘密な関係−【上】
なんかおかしな事になっていってる気がするんだけど。




「いいですけど…」





まあ、ケイくんの面倒を見てもらう事になるんだし。


夕食くらいは用意しないとね。





「じゃ、作ってくれ」


「はい」


「じゃ、そろそろ帰るか」





ケイくんの部屋を出て玄関まで先生を見送りにきた。





「今日はサンキューな」


「…………先生」


「ん?」


「お誕生日おめでとうございます」


「サンキュー」





あたしがそう言うと、先生は笑顔を見せてかえっていった。




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