美しい花−先生と秘密な関係−【上】
そっか。どうせひとりで時間つぶす事になっただろうし、寝ていてちょうど良かったかも。





「先生はここにいていいんですか?」


「教師同士で飯行く事になってたが、めんどくせぇしお前をダシに残った」




先生はサンドイッチを口に入れ食べ始めた。





「高級中華のはずがサンドイッチとはな…お前のせいだ」




ちょっと!さっきと言ってる事違うじゃない?


自分がめんどくさくて残ったんじゃないの?


とは、言い返せないあたし。





「すみません。いつかあたしが高級中華ご馳走します」





一応、社交辞令?
ここはこれで切り抜けよう。



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