美しい花−先生と秘密な関係−【上】
今日は他も指名のお客様の席についてヘトヘトになってしまった。




幸い、お酒は強い方らしい。
その上、この仕事をして4ヵ月だから、さらに強くなったってわけ。







「アザミ、今日アフターは?」


「ないわよ。アフター行ってたら体が持たないよ」


「そうか、じゃ俺の送りでいいな?」


「お願いします」





あたしに話しかけてきた彼は、この店の黒服のトキオ。


そして、あたしの秘密を知る唯一の人間。



3つ年上の幼なじみでもある…それに………






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