美しい花−先生と秘密な関係−【上】
寝起きで先生と話すって結構辛いな。


まだ頭が回転していないし素が出てしまいそうだよ。



裸で寝ていたあたしは急いで服をきた。






「帰るのか?」


「はい」


「もうちょっと寝た方がいんじゃねぇか?ガキのくせにクマできてんぞ」


「あたしこれでも忙しくって。それでは失礼します。祥介さん、また」


「おう、また夜にな」






それって、またスタイルに来るって事?


先生どうしちゃったの?


もしかして、本当にあたしに惚れたわけ?


抱いたら惚れてしまったとか?



まあ、先生でも利用できるものは利用するけどね。





「待ってます」






あたしは朝一番の笑顔を見せて先生の部屋を出て帰っていった。




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