マイ・スペース

一時間報告があったところで、十分間の休憩があった。

どさくさに紛れて抜けようとしている私にタカが気づいて「抜けるの?」って聞いてきた。


「うん。ヒマだし。一服したら戻ってきたくなくなるだろーからさ」


「そっか。俺も一緒にいっていい?」


「タカも抜けるの?」


「うん。久しぶりだから話したいと思ってたんだよね」


「そっか」


いつもマコたちと会う喫煙所にいけば、きっと誰かいるだろうと思って私はタカと一緒に定期報告会を抜けることにした。


二人で話すのは何となく気まずいし、私は彼と話すことなんて特にない。

適当に誰か見つけて二人で話すのを避けようとした、汚い私に彼は何を話したいんだろう?


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