遠くの空に。
『俺が思うに、それでもかのんは、どこかで一匹狼だったんじゃねぇーの?皆に明るく振る舞って、ワイワイやってても、心のどこかでは1人だった…。』
龍騎に痛いところをつかれた。
あたしは、いくら学校で明るく振る舞っても、心の中では一匹狼も同然だったのだ。
『まぁね…(笑)』
すると、
『もうやめよう↑ね?かのんが辛くなるよ…。龍騎もさーあんま踏み込んできくもんじゃないよ(汗)』
鈴夏が心配をして言う。