遠くの空に。
剣斗にはお見通しだった。
『そんなこと何でわかるんだよ…お前(汗)』
龍騎と大ちゃんは同じタイミングで言った。
昔からそうだった…。
あたしが落ち込んだり、悩み事をしてる時には一番に気づいてくれた。
『なぁ!今すぐ結婚するわけじゃねぇーんだし、口約束くらいしてやれば?口約束なんて、あてにはなんねぇーかもしんないけど、お互いに悩まなくて済む方法なんじゃねぇーの?嫌ならさ、お前らしく婚約なんていつでも解消してやりゃー良いじゃん(笑)』