遠くの空に。

『みんな?』





『はい。かのんと大輔くんに、私と剣斗くんと、マスターとじぃや、そんでもって、茉莉ちゃん親子……そこに、つい最近までは龍騎って子もいました…。マスターは、元々は大輔くんと龍騎の知り合いで、じぃやはうちの執事、茉莉ちゃん親子はかのんが事故に遭った時に知り合った人で。』





『そうなんだ↑でも…つい最近までいた龍騎って子は、今は?』





『じ…事情があって、ここの場所は知りません。』




龍騎のことは…あたしの口から、話すべきだったのかもしれない。





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