遠くの空に。
あっさりとあたしの考えが的外れだった事に気付かされた(笑)
『あいつ、川田 龍騎(カワダ リュウキ)っていうんだけど、小さい頃からいっつも私の事バカにしてんだよねぇ(笑)』
そう話している鈴夏は、口では嫌そうな事を言っているけれど、どこか龍騎くんを誇らしげに思って話しているように見えた。
『龍騎くんも鈴夏も、本当はお互いに好きなんじゃない?』
あたしはなぜか微笑んでいた。
『そうかもね(笑)でも、恋愛対象にはお互いに入ってないからね↑』