遠くの空に。
考えてみれば、龍騎と離ればなれになってからの2年間。
大ちゃんをはじめ、鈴夏や剣斗、マスターやじぃやと色んな人たちに支えられてきた。
あたしが寂しくないようにって、皆はいつも一緒にいてくれたし、龍騎に何かあればいつでも知らせてくれた。
あたしも、龍騎のことを知って、少しでも龍騎の側にいるような気持ちになりたかった。
でも、もうダメなんだ。
このままだと、あたしだけが前に進めなくなっちゃうから。