遠くの空に。

『ううん。やっぱり良いネックレスだな↑って思っただけ(笑)』





『そ…そう。あ!俺、ちょっと出かけてくるわ↑まだうちにいる?』





『うん(笑)』





龍騎が出ていったあと、私は撮影前に何回か見た龍騎のお母様のことが気になり、少ししてから電話をかけた。







『知ってる?龍騎のお母様。駅前のビジネスホテルのロビーで、毎月何回か同じ人と会ってるの。龍騎のお母様と同い年くらいの女の人。私の予想だとそれが今日だったと思うから、気になるなら行ってみて↑じゃあね♪』





< 721 / 782 >

この作品をシェア

pagetop