遠くの空に。

きっと…龍騎のお母様が会ってる相手は……かのんのお母様だろう。




となると…やっぱり……そういうことか…。







私は、龍騎が帰ってくる前にご飯の支度を済ませた。







『お母様見た?会ってたでしょ?』





『あぁ。』





『ねぇ…♪私のこと…好き?♪』




本当はこんな荒療治は……したくないけど、こうするしか今の龍騎の気持ちを知ることも、龍騎に自分の気持ちを思い出させることもできない気がした。





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