Real Love...?





「春〜!
こっちこっち♪」




「美玲!
遅くなってゴメンね♪」




「いいから、
早く飲もうよっ♪」









その時だった。



和也さんと目が合った。






「和也さんも飲みましょ!
ほら、翔くんも早く飲もっ♪」





「おぅ!」







そして私たちは
いつもの様に飲み始めた。












時計が0時を指す頃
また美玲と和也さんが
酔い潰れてしまった。







「こいつらいつも
飲み過ぎだよなっ。」




「そぉだね。
美玲いつも潰れてるもん。」




「本当だな。


そう言えば、
春って誕生日いつ?」




「9月10日だよ。

翔くんは誕生日いつ?」




「俺は9月11日。

何かすげぇな、俺ら♪」




「本当だねっ♪

誕生日はまとめてお祝いだね!」




「そぉだな♪

春、そろそろ帰るか?」




「そぉだな…
そろそろ帰ろっか♪」




「じゃぁ送っていくわ。
こいつらは大丈夫だろっ♪」




「ありがとう♪」






* * * * * * * * * * * * * * *




家の前に着くと
何故か急に寂しくなった。





「春、どうした?
降りないのか……?」




「帰りたくないな…

なーんてね!

ゴメン冗談だから
気にしないでねっ。」




「春……。」






翔くんは私の手を引くと
優しく唇を重ねた。






* * * * * * * * * * * * * * *
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