Real Love...?

ジュースを飲み終えると
翔くんが立ち上がった。





「春、そろそろ出よっか。」


「出るってどこ行くの？」


「俺、行きたいとこあるんだ。」


「そぉなんだ。わかった♪」




そして私たちは遊園地を出た。




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私たちは繁華街へと
歩いてきていた。




「翔くん…
ここに来たかったの？」


「ここって言うか、
欲しいものがあるんだ。」





そう言って足を止めたのは
アクセサリーが並んだ店だった。






中に入るとたくさんの
指輪やネックレスが
並べられていた。




「…綺麗。」









私は指輪を眺めていると
気になるものがあった。





『Eternal Love』


―永遠の愛―











私が見入っていると
翔くんが隣に立っていた。




「それがいいのか？」


「何かこの言葉が好き。」






「すいませーん！
これペアでありますか？」


「はい。ございますよ♪
少々、お待ち下さい。」






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もしかして…
翔くんが欲しいものって
ペアリングだったの……？

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