向日葵の種


「それは教師として生徒には平等を――」


「自分でもいけないって思ってる!でも、でも……好きになっちゃったんだもんっ!!好きで好きでたまらなくて……」


しばらく中野のすすり泣きが続き、僕は戸惑いに酔う。
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