夏の恋
……………。
「あ…あの…
峻介は何であんな事が出来るのかって思っただけ…!!」
『あんな事って??』
「…ペンギン見るとき…
その…後ろから…
抱きしめるみたいに…したこととか…
……手だって…
付き合ってる訳じゃないのに…
あんな繋ぎ方…」
思い出すだけで恥ずかしくなって、声が小さくなってく…
『…ごめん…。
嫌だった…?』
「嫌じゃ…
嫌じゃなかったけど…
付き合ってもいないのに、そんなことされたら…
どうゆうつもりなのかなとか…
遊びで私の反応見て楽しんでるだけなのかなとか…
私は…恋愛経験とか多くないし分かんないけど…
冗談であんな事されたら…ムカつくし…
ドキドキした気持ちはどうすればいいのか…」
思ってた事を一気に峻介に言うと、自然と涙が落ちた−…