華龍〜華麗に舞え

「お前何で眼鏡なんかかけてんの?
こんなに綺麗なのに勿体ねぇーよ」


Σ(・∀・;)


慌てて顔を触るとあるはずの眼鏡がない・・・
仁とぶつかった時にどっかいったみたいだ


「なぁ、聞いてんの?」

そう言って仁は顔を近づけながら私の顔を覗きこんだ。

いきなり綺麗な顔が近くにあったせいでビックリして一歩下がると仁はムッとした顔をして一歩、また一歩と近づいてくる。

背中が何かに当たった

後ろを確認すると壁だった。


いつの間にか追い詰められている私・・・

仁は妖艶な笑みを作りながら


「なぁ、俺の話聞いてる?」


それ以上近づくなぁぁ!!!
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