華龍〜華麗に舞え

二階のドアを開けるとすぐ体に衝撃が走った。


「ッテェーな。何だよ蘭、唯」

双子に抱きつかれて身動きが取れない璃遠。


「「璃遠くーん!逢いたかったよぉ!!!!」」


ったく蘭と唯、可愛いじゃねぇーか!!!

顔が緩んだまま蘭と唯の頭を撫でると2人の顔がボッと一気に赤く染まった。

「「・・・・・女神だ」」ボソッ


「ん?何か言ったか?
つか、顔赤いぞ?」



双子は思った・・・・


無自覚って怖い
璃遠くんの笑みってある意味凶器だ・・・・
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