美しい花−先生と甘い関係−【下】
あたしは自分から祥介さんにくっついていく。祥介さんは腕に力を入れあたしを抱き寄せてくれる。





「ほんとはね、昨日の夜は凄く寂しかった……」


「俺も。しかも、お前のせいで飲みすぎて二日酔いになっちまったし」


「えっ?大丈夫ですか?」


「もうなんともねぇよ」


「よかったです」






素直になったら凄く心が温かくなって、安心できた。


もっと自分の気持ちに素直になっていいんだよね。


祥介さんはあたしの気持ちを受け止めてくれるよね?



これからはもっともっと素直になろうと思った。





< 83 / 327 >

この作品をシェア

pagetop