もしもノート
もしも、俺のコンプレックスが全て消えたら
俺はごく普通の男子高生だ。

顔はちょっとキツメで身長は平均よりちょい高いぐらい。


しかし、残念な事に筋肉が出来にくい体質の為か顔と合わずひ弱だ。



それが俺のコンプレックス。



このコンプレックスを打破しようと今まで努力を重ねて来た。


筋トレ、ジョギング、肉ばっか食べる…。

どれも成果なし。


こんな感じだったので、俺はとうとう諦めた。

俺は筋肉のあるカッコイイ男にはなれないのだ。


でも、筋肉のあるクラスの男子とか見ているとどうしても悲しくなってくる。



惨めな気持ちを紛らわす為に作ったのだ。


「もしもノート」は元は気を紛らわす為のものだったのだ。
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