隠れ鬼ごっこ
拓「…追い掛けんの危険かもな」
昴「あぁ…。でも、正体だけでも…見といてからでも良さそうじゃないか?」
もし文太だったらこっちに引き込むチャンスである。
そのチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。
拓「確かに…。じゃあ、急ぐか」
昴「あぁ」
拓海と昴はその懐中時計を置いて、手を合わせてから反対側の廊下に向かった。
足音をたてないように走って行く。
そして、角を曲がった時だった。
ドンッ!
何かとぶつかった。
昴「!!」
ヤベッ…!
明らかに人とぶつかった感触に鬼かもしれないと想いが頭を過った。
そして、逃げようとした時だった。
「きゃあ!」
その人影が悲鳴を上げた。
「だっ、大丈夫!?美咲(ミサキ)!!」
そして、今度は違う声がした。
昴「へっ?女の子?」
よく見てみるとそこには制服を着た2人の女の子が居た。
1人は昴とぶつかった衝撃で尻餅をついていた。
昴「あっ、ゴメン!大丈夫!?」
昴は慌てて手を差し出した。
昴「あぁ…。でも、正体だけでも…見といてからでも良さそうじゃないか?」
もし文太だったらこっちに引き込むチャンスである。
そのチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。
拓「確かに…。じゃあ、急ぐか」
昴「あぁ」
拓海と昴はその懐中時計を置いて、手を合わせてから反対側の廊下に向かった。
足音をたてないように走って行く。
そして、角を曲がった時だった。
ドンッ!
何かとぶつかった。
昴「!!」
ヤベッ…!
明らかに人とぶつかった感触に鬼かもしれないと想いが頭を過った。
そして、逃げようとした時だった。
「きゃあ!」
その人影が悲鳴を上げた。
「だっ、大丈夫!?美咲(ミサキ)!!」
そして、今度は違う声がした。
昴「へっ?女の子?」
よく見てみるとそこには制服を着た2人の女の子が居た。
1人は昴とぶつかった衝撃で尻餅をついていた。
昴「あっ、ゴメン!大丈夫!?」
昴は慌てて手を差し出した。