☆コーラor先生☆
ん~、お花の良い香りぃ~。幸せ~★

あ、あんな所にクッキーと紅茶っ!

行ってみま……ズボッ…

ん? すぐに下を向く。

立ち止まった私の足は変な、

どす黒い水溜りみたいなのにはまって

どんどん吸い込まれてってる。

…それも凄い早いスピードで。

目の前にはおやつがあるのに

私…このまま死んじゃうのぉおぉぉおおっ!!?

_____ピピピピッピピピピ…『早く起きろよ』_____

いつもは大好きな「ATSUHIRO版目覚まし」で

何があっても絶対起きれるのに、

今日は「ヤバイ」ってほど起きれない。

……ってか眠れなかった。

せっかくの日曜なのに…ん~眠ぃっ!!

でもクッキー食べたかった……も一回寝よっ!

そう思って布団をかぶった。

_____『早く起きろよ』_____

あれ?私、時計の電源切ったはず…

……まぁ、いっか!

「ふぅ~~~ぅ」      「ふぅ~、じゃね~よ」

誰っ!? イキナリの声に勢いよく布団を退かす。

寝ぼけたまま横を見ると、本城先生と

その後ろで華音がクスクス笑っている。   

「舞様……お勉強は今日の9時半からでございますよ」

……今すぐにでも夢の中に行きたい。

ってわけにもいかないから、渋々、布団から出た。

「ほら、もう9時15分だよ?

さっさと朝ご飯食べないとお説教だぞ~!」

なんか昨日とキャラ違くない?

……ウザキャラになってる気がする。

そう思いながら、私は顔を洗いに行った。
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