傷恋+++きずこい+++

うそつき

「理沙は親友だし、今まで我慢してきたけど、
もう、これ以上は無理だよ」

追い詰められた空は意を決して言った

「理沙の方が好きなんだ」

「なによ、それ!」
「理沙より好きだって言ったよね?」
「えっちしたかっただけなの?」

「いや、違うよ、あの時は本当に好きだった・・」

「うそつき! 」
「絶対認めないからね」
泣きながら、ゆいは走り去っていった

「理沙と別れるしかないのかな・・」

ゆいの涙に空はまた迷い始めた
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