チャット★ティチャー
しかし隣に尋の姿はなかった。

きょろきょろと尋を探し、周りを見渡すと尋は恭介に喋りかけていた。

「恭介君!絶対勝ってね!勝てたら尋、恭介君の彼女になってあげる。」

竹刀をへし折りそうになったが、寸前で押し留まった。

『はい?』

『恭介と決勝で誰があたるかしってますのん?』

『恭介が勝ったら・・・尋と恭介は・・・・』




『負けるわけにはいかぬ・・・』

『いや・・恭介・・・もはや生かしてはおけん・・・』

俺はぶんぶんと何度も激しく素振り繰り返した。

恭介を叩きのめすイメージトレーニングはこの三年間ずっとしてきたのだ。

準備は万端だ。

ウォーミングアップを終えたあたりで急に腹部に痛みがはしった。

あまりの激痛に俺は急いでトイレに駆けこもうと思ったその時だった。

「右近、お前が俺に勝てると思ってるのか?」

恭介が俺の肩をポンッと叩いた。

なんて間の悪い時に出てくるんだ。

俺は恭介をキッと睨み、言い返した。

「今日は俺も負けるわけにはいかないよ。」

恭介が笑いながら「生意気な」と俺の腹部に軽くボディーブローをした。

「ぐぅおぃぅむぅ・・・」

肛門を誰かが激しくノックしている・・・

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