チャット★ティチャー
そして第二の角(事件)。

あれは中三の夏。

剣道の引退試合。

何度も負けそうになりながらもなんとか個人戦決勝戦まで俺は駒をすすめることができた。

そして決勝戦の相手はあの恭介。

同校での決勝戦。

日ごろの恨みはらさでおくべきか・・・

これまで以上に、決勝戦という状況以上に俺の気持ちは昂り、気合がはいっていた。

我が剣道部には全校のマドンナ、島崎 尋(しまざき ひろ)がマネージャーとして所属している。

学校一美人の尋に俺はひそかに好意を寄せていた。

決勝戦まで進んだ今が、アピールチャンスとばかりに尋へと近づいた。

「マネージャー、俺、勝つから!」

尋は二コリととても可愛らしい笑顔で微笑んでくれた。

これはイケる!!

俺は思った、ここで恭介を倒して優勝する事ができれば、尋は確実に俺に惚れる!

不純さ満点ではあるがさらに俺の気合は急上昇。

竹刀を握る手にも力が入った。

ここはイケるとこまでいってしまえとばかりに俺は告白する決意をした。

「マネージャー!優勝できたら俺と・・・」


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